毎日洗顔、スキンケアにすごく気を使っているのにニキビが治らない……
皮膚科に行ったら朝夜の2回の洗顔をするよう言われけど、始めてからニキビができた……
このような悩みを抱えている人はたくさんいると思います。
このような人は朝の洗顔を正しい方法で行う水洗顔に変えることでニキビを予防できる可能性があります！
この記事を読めば【あなたは朝夜の洗顔をする方が良いのか、朝は水洗顔の方がニキビ予防につながるのか】という事が分かります。
また当てはまった人はこれから解説する正しい水洗顔のやり方を知り、明日から正しい水洗顔を行えばニキビ予防につながります。
現在朝に水洗顔をしているという方は本当に正しい方法なのかどうか、
水洗顔のメリット、デメリットは何なのか
水洗顔について
水洗顔とはそのままの意味で、洗顔料などは使わずに水だけで洗顔をする洗顔方法です。
洗顔料を使わないため汚れを落とす力は優れてはいませんが、肌に優しく刺激が少ないのが特徴です。
水洗顔を行うメリット
・刺激が少ない
・皮脂を洗いすぎる事がない
・時間短縮
この3つが代表的にメリットとして挙げられます
一つずつ解説していきます。
刺激が少ない
先ほども申し上げた通り水洗顔は、洗顔料を使わないため肌へのダメージを少なくすることができます！
自分に合わない洗顔料（乾燥肌の人が強い洗浄力の洗顔料を使用など）を使用していると肌への刺激が大きくなり、その影響で肌のバリア機能が低下し結果ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因になります。
その洗顔料が肌に合っていなければ、洗顔で汚れを取っているつもりでいて実は肌にダメージを与えているかもしれません
そのような状況なら、洗顔料を使うよりも水洗顔を行い、肌に刺激がない洗顔をする方がニキビ改善には効果的だといえます。
皮脂の洗い流しすぎを防げる
上記のように肌に合わない洗顔料（乾燥肌の人が強い洗浄力の洗顔料を使用など）を使っていると肌を健康に保つために必要な肌の皮脂を洗い流してしまう事があります。
顔に十分な皮脂がないと人間の脳は新たな皮脂を分泌しようと働きます。
その結果皮脂の過剰分泌を引き起こし、肌がてかてかになったり
皮脂が毛穴に詰まり、ニキビ発生の原因になってしまいます。
時間短縮
時間短縮ができるというのは水洗顔を行うのに一番のメリットといえるのではないかと思います。
水洗顔をするなら洗顔フォームを使わなくてよい。
という事は洗顔をするために泡だてネットを使って泡を作る必要がなくなります
あの作業夜はお風呂の中でする人が多いと思うので苦ではないですが
なんといっても朝は時間がない！なんてことは日常茶飯事。
その中で朝から泡立てネットを使って泡で洗顔するのはすごく時間がかかるし面倒くさいという人はたくさんいると思います。
それに比べて水洗顔は、蛇口をひねって水道からの水で顔を洗うだけで終了です。
洗顔料を使って行う洗顔と比べて、初めから洗い終わるまでで3分ほどの差が出るのではないかと思います。
水洗顔のデメリット
・余分な皮脂を落とせない
・顔に付着した汚れを十分に落とせない
「顔の汚れを落としきれない可能性がある」というのが最大のデメリットです。
もちろん肌に合わない洗顔料を使って肌に刺激を与えることもニキビ発生の大きな原因になりますが
顔にたまった汚れ、皮脂を落としきれずに毛穴つまりを起こす方がはるかにニキビができる原因になる可能性が高いのです
余分な皮脂を洗い落とせない
洗顔料を使わない水洗顔では、落とさないと毛穴つまりを起こしてしまう余分な皮脂を落とせないという事が良くあります。
水だけではやはり洗浄力を低くなってしまいます。
もともと顔の油が多い人は、その分洗顔によって皮脂を落とす必要があります
そのような肌に水洗顔だけでは皮脂を落とすのには不十分であるという事が言えます。
ニキビができる原因のほとんどを占めているといわれている、過剰な皮脂の影響で起こる毛穴のつまりを引き起こす可能性が大いにあるのがこの水洗顔の短所です。
顔に付着した汚れを十分に除去できない可能性
水洗顔だけでは皮脂だけではなく寝ている時に枕などから付着したほこりやゴミを十分にとることができないことがあります。
ほこりや小さなゴミでも肌にずっと付着している状態は、言ってみれば絶え間なく肌にくっつきながら刺激を与えている状態という事ができます。
休憩することなく肌表面にダメージを与えるのです。
そして長時間ダメージを受けていると肌のバリア機能がどんどんと破壊され機能しなくなり、外部のもっと大きいダメージ（紫外線）などの影響を受けやすくなってしまいます。
水洗顔をする方が良い人
これまでの説明で水洗顔には危険なデメリットがあることが分かっていただけたと思いますが、それでも水洗顔をする方が肌に良いとされる人も多く存在します。
ニキビ予防のために水洗顔をするべき人、すべきでない人はこのように分けられます
水洗顔をするべき人
・乾燥肌
・刺激にすごく弱い肌の人
水洗顔をすべきでない人
・脂性肌の人
・混合肌の人
・肌のテカリが気になる人
このように分類されます。
水洗顔を推奨する人の特徴としてはやはり敏感肌をお持ちの方は水洗顔をするのが無難な選択です。
洗顔フォームを使うと汚れは取れてスッキリはしますが敏感肌の方には刺激が強すぎたり、乾燥肌の方はもともと皮脂が少ないのにその貴重な皮脂を洗い流してしまいさらに乾燥を招いてしまうという最悪な状況が起こることがあります
乾燥肌、敏感肌の方でそれでも洗顔料を使いたいという方は、必ず刺激が少ない洗顔料を使う用にしましょう。
市販の洗顔料はなかなか洗浄力が低いのは無いのでインターネット上で購入するのが良いと思います。
特に韓国のスキンケアアイテムは低刺激のものや乾燥肌用、敏感肌用がたくさんあるので韓国コスメはすごくおすすめです！
水洗顔をしない方が良い人は脂性肌などのもともと皮脂が多い肌の方は洗顔フォームをつかった洗顔を1日2回行いましょう。
これはほとんどの皮膚科医の方も推奨しており、余分な皮脂は夜だけの洗顔では落としきれません
夜の洗顔で余分な皮脂を落とす前に毛穴を皮脂が詰まらせ、ニキビができやすい肌が出来上がってしまうのです。
日中顔のテカリが気になるという方はこれがその原因です。
寝ている時にたまった皮脂は必ず朝の洗顔で落とすようにしましょう。
正しい水洗顔の仕方
ここまでで水洗顔をすべき人とすべきでない人が分かっていただけたと思います。
では次は正しい水洗顔の方法を紹介します。
正しい水洗顔を行わなければ、ただでさえ落ちにくい顔の汚れや余分な皮脂を落とすことができません。
清潔な手で洗う
まず水洗顔を始める前に必ずしなければいけないことはハンドソープで手を洗う事です。
手には目に見えない細菌が数えきれないほど存在しています。
その手のまま顔に触れてしまうとその細菌が顔に付着してダメージを与えてしまいます。
その結果ニキビなどの肌トラブルの発生に直結するので洗顔前には手をしっかりとハンドソープで洗う習慣を着けましょう。
ぬるま湯で洗う
よく記事などで冷水で洗うという記事がありますが
冷水で洗顔することで毛穴がふさがるというのは仮説にすぎません。
冷水にさらされた肌の毛穴はその瞬間はちいさくなりますが、時間がたつと自然に元に戻ってしまいます。
また洗顔後にスキンケアをする際、毛穴がふさがっている状態だと化粧水などが十分に肌の奥まで浸透することができずに、本来の効果を得ることができなくなります。
冷水や熱いと感じる温度では肌に良くない刺激が起こってしまうので必ずぬるま湯での洗顔を心がけましょう。
ゴシゴシ洗いはNG
良く水を手ですくって顔を水でゴシゴシするように洗顔する人がいますが
水洗顔の一番大切な目的は肌に刺激を与えないことです。
手を肌に直接触れて洗顔をすることは洗顔料を使って洗顔をするよりも肌に刺激を与えてしまいます。
ぬるま湯を手ですくってそのぬるま湯を顔に少し押し付けるという感覚を持って優しく洗顔をしましょう。
あくまでもぬるま湯を顔に当てるだけ、という事を十分に意識することがこの水洗顔では一番大切なことです。
水洗顔とニキビ まとめ
ここまで水洗顔について詳しく説明してきました
もう一度大事なポイントを確認すると
・自分の肌質によって水洗顔を取り入れるかを見分ける必要がある
・メリット、デメリットをよく理解する必要がある
・乾燥肌の人などには有効である
・正しい方法をしなければ逆効果である
これらの事は十分に理解して、水洗顔を行うようにしましょう。
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