皮膚科に行っても,どのスキンケアを試しても
ニキビが良くならない…..
このようにニキビが治らなくて悩んでいる方たくさんいると思います。
慢性的にニキビで悩まされている人に一つ言いたいことがあります。
実はニキビ予防には皮膚科に通う、スキンケアに力を入れる
よりも日常生活の質の向上が一番のニキビ予防の近道なのです!
これはニキビを9年間研究してきた私の結論です
この記事ではニキビと日々の食事がどのように関係しているのかを説明し、どのような食事をすればニキビを効率的に予防できるのかを紹介します。
この記事を読んでニキビと食事の関係性を知り、今日から食事を変えるだけであなたが悩んでいるニキビの予防に期待できるでしょう!
ニキビと食事
ニキビが悪化する原因の一つとして「脂っこいものを食べる」また「チョコレートなどの甘いものを食べる」といった物が代表的にニキビに悪いとされています。
ではなぜこのような食事がニキビに悪影響を与えるのか。
ニキビを治すためにはこれらの食事はとらない方がいいのか。
これらについてを紹介します。
脂っこい物はニキビの最大の敵
皮膚科医を対象にして行われた食事とニキビに関するアンケート
【ニキビを発生、悪化させる悪い生活習慣とは?】
アンケートのTOP10の結果がこちらです。
1位 脂っこいものをよく食べる(61%)
2位 メイクをつける時間が長い (60%)
3位 メイクを落とさず寝ることが良くある(60%)
4位 喫煙 (54%)
5位 肌を手で触る (53%)
6位 甘いものをよく食べる(49%)
7位 食事をとる時間がまばら (45%)
8位 洗顔するときの力が強い (42%)
9位 飲酒(32%)
10位 間違ったダイエット方法(29%)
このアンケートの結果を見れば一目瞭然。ニキビと食事が密接に関係していることは皮膚科医によって証明されています。
それではこのランキングの食事、ニキビに関する項目について解説します。
1位 脂っこいものをよく食べる
皮膚科医の約6割が脂っこいものをを食べるのはニキビを誘発すると答えたこの項目。
ではなぜ脂っこいものはニキビを悪化させてしまうのでしょうか。
それは、脂っこいものを食べることによっておこる【油分過多】が原因です。
油分過多とは文字の通り「油分のとりすぎ」です。
ニキビができるメカニズムとして大きく二つに分けることができます
・様々な影響によって皮脂が過剰分泌し、毛穴が詰まる
・毛穴の周りで剥がれ落ちた角層がたまり毛穴を防ぐ
脂っこいものを食べる →【油分過多】が起こる → 皮脂の過剰分泌 → ニキビ発生/悪化
という悪循環に陥るのです。このため脂っこいものを過度に摂取することはニキビには良くないといわれています。
6位 甘いものをよく食べる
これも先ほど紹介した説明と同様の事が言えます。
特に注意が必要なのは、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子。
これらのお菓子は栄養分が少ないにもかかわらず油分、脂肪分、糖分は凄い量を含んでいます。
また油分、脂肪分、糖分を大量に摂取すると、肌を健康に保つためのビタミンB群が代謝のために消費され肌を健康に保つためのビタミンを失ってしまいます。
10位 間違ったダイエット方法
肌をきれいに保つためには食事から栄養分を蓄えることが必須です。
そこで間違ったダイエット方法(毎日1食しか食べないなど)を続けていると、肌はおろか体全体を健康に保つための栄養が不足してしまいます。
体の免疫の低下 → 肌のバリア機能が低下 → ニキビ発生
このように間違ったダイエット方法は肌に良くない作用をもたらします。
またこのようなダイエットは逆に過食を招く恐れがあり、その結果リバウンドだけでなく先ほど紹介した【油分過多】を起こしこれもまたニキビを発生させる大きな原因になります。
ダイエットは無理なく行い、栄養分はしっかりととることを前提にしましょう。
それではどのような食事をとれば肌を健康に保つための栄養を摂ることができるのか。
その栄養素とは何なのかを紹介します
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ニキビ予防に【効く】栄養素 5選
ニキビを予防するために最適な栄養素、またその栄養素を持った食事を紹介します。
現在ニキビにお悩みの方はこれらの食事をとることでニキビを予防に効果を期待できます。
是非積極的に取り入れてください
たんぱく質
良質なたんぱく質をとることで新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーを正常にしてくれます。
またたんぱく質は肌をきれいにキープするための重要な栄養分なのでニキビ予防には欠かせない栄養素です。
またたんぱく質をとることで空腹を抑えることができ、新陳代謝が上がるのでダイエット、筋肉をつけるのにも最適です。
白身魚、サラダチキン(コンビニにもあり)、ゆで卵、プロテイン、豆乳
ビタミンC
肌をつやつやにしてくれるコラーゲンの生成を促進してくれるこのビタミンC。
実は肌をつやつやにするだけではなくニキビ予防にも効果がある栄養素なのです。
皮膚の破壊された細胞を修復し、ニキビ跡、肌の赤みにもアプローチしてくれるすごく優秀な物質。
現在ニキビだけでなく肌の赤み、ニキビ跡でお悩みの方は積極的にビタミンCをとるようにしましょう。
ピーマン、パプリカ、ブロッコリー、キウイ、レモン
キウイを使ったスムージー
ちなみにスムージーは私の一押しのニキビ予防、ダイエットに効果があるものです。
毎朝このキウイとほうれん草とバナナと豆乳で作ったスムージーを飲んでいました!
味は最高でニキビも治るし、カロリー低いし最高です。ぜひ試してみてください
ビタミンB2
皮膚や粘膜をバリアしてくれるこの栄養素ビタミンB2。
そのほかには脂質の代謝を促すのでニキビができる要因の皮脂の過剰分泌を抑えてくれるので
ニキビができにくい肌になります。
レバー、卵、牛乳、海苔
×この栄養素は摂取できる食事の種類があまり多くなく、レバーなど人を選ぶものもあるのでサプリメントでの接種をお勧めします
ビタミンB6
ビタミンB6はビタミンB2に同じくニキビ発生の要因である皮脂の過剰分泌を抑え、肌をきれいに保つ効果を持っています。
また肌の潤いや保湿などにも効果のある栄養素のため、乾燥肌の人は積極的に取り入れましょう。
しっかりと保湿をすることはニキビ発生を抑えてくれるので、毎日のスキンケアに合わせてこのビタミンB6を摂取し肌を乾燥しないように保ちましょう。
肉類、魚類(主にマグロ)、大豆製品、にんにく
サラダチキン、豆乳、にんにく(脂肪燃焼)、マグロ
食物繊維
食物繊維は便秘解消に欠かせない栄養素です。
便秘は肌にとって全くと言って良くないです。
食物繊維を豊富に取り入れ、便秘を解消することでニキビの予防が期待できます。
また食物繊維を含む食事は低カロリーなものが多く、ダイエットに適するものがたくさんあります。
海藻類、キノコ類、豆類、ヨーグルト
〇 食物繊維を含む食事を最初に食べることで血糖値の上昇をコントロールしてくれるので、最初に食べることをお勧めします。
食事とニキビ まとめ
ここまで食事とニキビの関係について、またどのような食事をとれば肌/ニキビに効果があるのかについて紹介してきました。
もう一度大事な部分を強調したいと思います。
・スキンケアを見直す前に生活習慣を見直す
・脂っこいものを避ける
・甘いものは寮を考えて食べる
・無理なダイエットはNG
・ニキビ予防に良い食事をする
これらの大事なポイントを今日から意識することでニキビを予防することは可能です。
毎日の食事、スーパー、コンビニでご飯を買うとき少しでもこれを思い出して肌に良い栄養素がある食事をとるように心がけてみてください。
ニキビを予防するために今日から食生活を変えていきましょう!
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